鑑定機関の検索方法

 

鑑定機関は主に2社あり、以下の2社だけ覚えれば十分です。

「NGC」

 

「PCGS」

どちらもアメリカの鑑定会社となります。

これらの会社はコインの状態をグレーディングといって評価してくれる会社です。

また、これらの会社では鑑定済みのものはスラブという透明なケースにコインを封入してくれますが、それに記載されている「鑑定番号」から

  • 鑑定番号のコインの写真
  • 鑑定枚数
  • コインのグレード

等々の情報を調べることができます。

 

詳しくは画像付きの方が見やすいので以下の記事でご覧ください。

https://xn--vck5d6ae0cyc5606afkfnqck6eq0y.com/tashinami-6072

以上、参考にしてください。

アンティークコインを鑑定してもらう際の注意点

アンティークコインを鑑定してもらう際には、コインの価値を最大限に引き出し、信頼できる結果を得るために以下の点に注意してください。

1. 信頼できる鑑定機関を選ぶ

  • 著名な機関を利用: PCGS(Professional Coin Grading Service)、NGC(Numismatic Guaranty Corporation)などの国際的に信頼されている鑑定機関を選びましょう。これらの機関は高い透明性と正確性で評価されています。
  • 地元の専門家: 地域の評判が良いコインディーラーや専門家を利用する場合、その専門家が業界団体に所属しているか(例: ANA – American Numismatic Association)確認しましょう。

2. 鑑定の目的を明確にする

  • 保険目的: 盗難や損失時のために保険会社に価値を証明する場合、公式な鑑定書が必要です。
  • 売却目的: 売却前に鑑定を受けると、買い手からの信頼が得られ、より高値で取引できる可能性があります。
  • 保存目的: 鑑定後に専用ケース(スラブ)に封入してもらうことで、状態を保護できます。

3. コインの状態を確認して持ち込む

  • コインを洗わない: コインの表面を洗ったり磨いたりすると、価値が大幅に下がる可能性があります。自然な状態を保つことが重要です。
  • 保管状態: 鑑定前にコインが傷つかないよう、保護ケースや柔らかい布に包んで持ち込みましょう。

4. 費用を事前に確認する

  • 鑑定料: 鑑定料はコインの価値や鑑定機関によって異なります。事前に料金を確認し、費用対効果を考えましょう。
  • 追加サービス: 鑑定後にスラブに封入する費用や送料などの追加費用が発生する場合があります。

5. コインの特徴を詳しく説明する

  • 正確な情報提供: 鑑定士に、コインの由来や入手経路、過去の保管状態について正直に伝えましょう。
  • 特殊な特徴: エラーコインや珍しいミントマークがある場合、それが価値に影響を与える可能性があるため、必ず伝えましょう。

6. 鑑定機関の手続きに従う

  • 登録と手続き: 鑑定機関によっては、鑑定を依頼する前に登録やフォームの記入が必要です。事前に手続きを確認しておきましょう。
  • 送付手順: 遠方の鑑定機関を利用する場合、コインを送付する際の梱包方法や保険加入の指示に従い、安全に送付してください。

7. 鑑定結果を慎重に評価する

  • グレードの確認: 鑑定後に提示されたグレード(状態評価)が納得できるか確認しましょう。不明な点があれば、詳細を問い合わせてください。
  • セカンドオピニオン: 結果に疑問がある場合、別の信頼できる機関で再鑑定を受けることも検討してください。

8. 偽造品のリスクを理解する

  • 事前確認: 鑑定依頼前に、出品元や購入先の信頼性を確認し、偽造品の可能性が低いかチェックしましょう。
  • 鑑定機関の保証: 一部の機関では、鑑定結果が誤っていた場合の保証サービスを提供しています。詳細を確認しておきましょう。

9. 鑑定書を保管する

  • 価値証明: 鑑定書はコインの価値を証明する重要な書類です。紛失しないよう、安全な場所に保管してください。
  • 再販時の活用: 将来的に売却する際、鑑定書があると取引がスムーズになります。

10. コインの市場価値を事前に調査する

  • 基礎知識: 鑑定前に、同じ種類のコインが市場でどの程度の価格で取引されているかを調べておくと、鑑定結果をより適切に判断できます。
  • トレンド: 市場のトレンドや需要の変動も調査しておくと、鑑定後の活用がスムーズです。

まとめ

アンティークコインの鑑定は、コインの価値を適切に評価するための重要なプロセスです。信頼できる機関を選び、手続きや費用、コインの状態に注意を払い、鑑定結果を慎重に確認することで、安心して鑑定を活用できます。